PCオーディオを超高音質で堪能!ハイレゾ入門

ハイレゾの基礎知識

 

最近、「ハイレゾ」という言葉をよく耳にすると思います。「ハイレゾ」はハイレゾリューションオーディオ (High-Resolution Audio)の略称で、わかりやすく言えば、今までの音楽用CD(CD-DA)以上の音質をもった音楽データの総称ということになります。

 

「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」という呼び方もあります。正しい基礎知識、ということで「日本オーディオ協会の定義」から説明してみます。これは、生産、販売側の責任ということでもあります。

 

定義に示される該当音源は、リニアPCM(WAV)、その可逆圧縮フォーマットとなるFLAC、Apple Lossless、AIFFなど、DSDフォーマット(DSF、DSDIFF、WSD)ということになっています。

 

さて、その定義ですが、
  1. アナログ機器なら、録音マイクの高域周波数性能が40kHz以上であること。
  2. アンプ高域再生性能が40kHz以上であること。
  3. スピーカー・ヘッドホン高域再生性能が40kHz以上であること。
  4. デジタル機器の場合は、録音フォーマットがFLACかWAVファイルで96kHz/24bit以上であること。
  5. 入出力インターフェイスが96kHz/24bit以上であること。
  6. ファイル再生がFLAC/WAVファイルであり、96kHz/24bitに対応可能であること。
  7. 自己録再機については、FLACかWAVのどちらかでも可能。信号処理が96kHz/24bit以上の信号処理性能であること。デジタル・アナログ変換が96kHz/24bit以上であること、となります。

 

こうした「ハイレゾリューション音源」である高音質・広帯域の自然音源は、脳や自律神経にも作用してリラックス効果などがあるとされています。従来のCDや配信音源、BGMシステムなどではこのクオリティは実現できないのです。

 


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